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スタンドルートの開発に始まる新進の出版流通事業は、つぎに書店のフランチャイズチェーン( FC )事業へと発展しました。
1990 年代当時、書店といえば売場面積 20 坪程度の小規模な店舗が主流であり、多くの場合そのオーナーは個人事業主でした。
ところが近年、全国いたるところで大規模ショッピングセンターを核とした地域開発が進められており、これと軌を一にして書店もますます大型化が求められています。同時にこうした書店では、本の販売だけでなく
CD や DVD 、ゲームソフトの販売やレンタルも扱うなど、複合化が加速しています。新進では、このようなマーケットの変化に対し、 FC 事業で培ったノウハウと企業力を活かしてチャレンジすべく、自ら書店経営に取り組んでいます。現在、愛知県を中心に約
20 の直営店を展開しています。
平成17年(2005年)2月に開店の「本の王国」浜松雄踏店はロードサイドに立地し、売場面積 550 坪、併設駐車場118台を誇る大型複合店ですが、単に大型というだけでなく、キッズコーナーの設置や、ゆったりとしたスペースでの推薦図書展示、アダルトソフトの排除など、さまざまなアイデアを取り入れています。
こうしたアイデアの源泉にあるのは、「ご家族全員に支持される安全で快適な店でありたい」という思いにほかなりません。ロードサイド型の書店に求められる利便性とは何か。家族連れのお客さまはどんなサービスを求めていらっしゃるか。お客さまに喜ばれる品揃えとは何か…。そのような観点から、たえず新しい試みをご提案し、常にフレッシュな売り場づくりを心がけています。 |
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